蛍(ホタル)が見たい方へ!見頃や季節・知っておくべき観賞のポイント!

ホタル 観賞

この夏ホタル観賞をしようとしている皆様!

今回はホタル観賞の前に知っておいてほしい知識・マナーをまとめました!

気になるホタルが多く飛ぶ条件や、見頃についてご説明していきます!

1.ホタルについての基本知識

ホタル 観賞 条件

ホタルの生息には多くの条件が必要。

ホタルの生息地はキレイな水辺であることは多くの方がご存知だと思いますが、実はそれだけではホタルは棲みつきません。ホタルの生息には水質が綺麗であることだけでなく

  • 水の流れがゆるやかであること。
  • ホタルが休める木陰があること。
  • 産卵のために水際に苔が生えていること。
  • 幼虫のエサとなるカワニナが生息していること。

などなど、この他にも条件がたくさんあります。その全てを満たさなければホタルは住むことができません。ホタルスポットでの観賞の際は、自然を破壊しないようにくれぐれも注意しましょう。

日本で見られるホタルは主に3種類!

日本に生息しているホタルはゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルの3種類が有名。中でも最もポピュラーなのがゲンジボタルではないでしょうか。そして面白いのが種類ごとに光の点滅リズムが違うこと。以下で種類ごとに簡単にご説明します。

・ゲンジボタル

日本のホタルの中では大型の部類で、背中の黒い十字模様が特徴です。発光はホタルの中で最も明るく、点滅リズムは1分間に約25~30回。飛びながら発光すると空中に黄緑色の光の線が現れます。強くて長い優雅な光り方です。

・ヘイケボタル

ゲンジボタルよりも一回り小さく、背中に黒い縦一線があるヘイケボタル。光の明るさはゲンジボタルと比べるとやや弱い発光ですが、点滅のリズムはゲンジボタルより少しだけ早いです。色は同じく黄緑色。少し揺れのある発光をする点もゲンジボタルとの違いです。

・ヒメボタル

3種類の中で最も体の小さなヒメボタル。発光リズムはかなり短い間隔で、強いフラッシュのような金色の光がパッ、パッ、パッと輝きます。ヘイケボタルやゲンジボタルと比べるとかなり特徴的な光り方です。たくさんのヒメボタルが集まればキラキラ煌めく光が辺りを包みます。知名度は低いですが、実際に観賞すると一番綺麗だなぁと感じる方もいるのでは?

ホタルはなぜ光るのか?

ホタル 観賞 条件

・ホタルはどうやって発光している?

ホタルが光る仕組みはとっても簡単。腹部の発光器の中にあるルシフェリンとルシフェラーゼという物質が複雑な化学反応を起こし生成されたオキシルシフェリンのエネルギーが光となって外に放出されているのです。うーん、とっても覚えやすいですね!

また、ホタルの光は電球とは違い熱を持ちません。ホタルが近づいてきてもご安心を。

・ホタルが光る理由は?

ホタルが発光する理由は諸説ありますが、有力な説は求愛行動のためにおしりを光らせているというもの。実は飛び回っているホタルはほとんどがオスのホタルで、メスのホタルは木陰に隠れてじっとしています。メスの発光によるアピールに対して、オスも発光で返事をしているのです。

また、上でも説明しましたがホタルは種類によって点滅のリズムが違います。点滅リズムによって仲間のホタルであるか判断しているのです。ゲンジボタルのオスが、間違えてヘイケボタルのメスに近寄ってしまう。なんてことは起こらないというわけですね。

2.ホタルの季節・見頃の時期

ホタル 観賞 条件

ホタルの季節は「初夏」。注意なのは地域差があることです。九州地方では5月頃から見頃になる地域もありますが、北上するにつれ徐々に遅くなっていき北海道では7月頃から見頃を迎えます。

種類によっても見頃の時期に違いがあります。

  • ゲンジボタル 6月~7月頃
  • ヘイケボタル 7月~8月頃
  • ヒメボタル  5月~6月頃

成虫になったホタルの寿命はたったの2週間。自分の行く予定のホタル観賞スポットには何ホタルが生息しているのかきちんと把握して、ピークのタイミングを見逃さないように注意しましょう!

3.ホタル観賞のポイント・好条件は?

ホタル 観賞 条件

ホタル観賞の好条件

見頃時期の夜に観賞すれば、いつでもたくさんのホタルたちが舞っているわけではありません。ホタルにも飛びたい日・飛びたくない日がありますから、好条件のポイントを知っておきましょう!

好条件①雨が降っていない、風が弱い。

これは当然分かりますね。飛行しづらい状況の日にあえて飛びたいホタルはいないでしょう。

好条件②蒸し暑い夜であること。

ホタルは気温と湿度が高い蒸し蒸しの夜に活発になります。気温が冷え込んだ日にはあまり飛びません。

好条件③月明かりが弱いこと。

光を使って求愛するホタル。ゆえに昼間ではなく光が映える夜に飛び回る訳ですが、より暗い夜の方がホタルたちは活発になります。夜にある自然の光源といえばお月様ですね。明るくキレイな満月の夜よりも、月明かりの無い新月や、月光が届かない曇りがちな夜の方がホタル観賞には向いているのです。

好条件④活発になる時間帯がある。

ゲンジボタル・ヘイケボタルは活発になる時間帯が一晩に3回あると言われています。

  • 夜19:00~21:00頃
  • 夜23:00頃
  • 深夜2:00頃

中でも最も活発になるとされているのが夜20:00~21:00頃。私たち人間的にも観賞しやすい時間帯なのでありがたいですね。

対してヒメボタルはというと

  • 夜20:00~22:00頃
  • 深夜0:00頃~夜明け前

とされていて、僕の感覚で言うと深夜0:00~2:00頃が一番多く飛ぶ気がします。かなり深い時間まで観賞を楽しむことができますが、くれぐれも無理はしないようにしてください。

ホタル観賞のマナー

ホタル観賞の際はホタルに対する配慮と、一緒にホタルを楽しんでいる他の観賞者に対する配慮どちらも大切です。知らないとついついやってしまうものも中にはあると思いますので「今回初めてホタルを見に行くよ!」という方はぜひご一読ください。

1.フラッシュ撮影等ホタルに光を向けない。

先にも言いましたが、ホタルは光を使ってサインを送りあうので夜の暗さが必要不可欠。そこに携帯のフラッシュが飛んで来たらホタルたちはビックリして木陰に隠れてしまいます。それでは本末転倒ですよね。携帯のカメラでホタルの景色を撮影するのは不可能に近いですから、ここは潔くあきらめて心のフィルムに焼き付けましょう。わざとではなくても、カメラアプリの設定で自動フラッシュをたいてしまう可能性があるので必ず確認。

また携帯のフラッシュだけでなく、暗くて見えないからと歩行中にライトを使う際も足元だけを照らすなどの配慮を忘れないようにしましょう。もっとも、ライトを使わなくても人間の目は高性能なので時間が経てば暗闇でもじんわり周りが見えてきます。むしろその状態の目にした方が、ホタルの輝きも一層感じられて一石二鳥だと思いますよ。

2.大きな声で騒いだりしない。

これは説明不要のマナーですね。騒いだりするとデリケートなホタルたちは隠れてしまいますし、夜遅くの観賞になりますので近隣住民の方々へも迷惑になります。ホタル観賞は、静かにホタルの美しさに浸るべし。

3.虫除けスプレーは極力控える。

蒸し蒸しと暑い夏の夜に、林や草木の中を行く訳ですから虫対策が頭をよぎる方もいらっしゃると思いますが。。。ホタルも虫ですからね!ホタル(虫)に近づきに行くのに、虫除けするだなんて。なんかホタル可哀そうじゃないですか。

4.自然を尊重し、環境を壊さない。

冒頭でも書きましたが、ホタルが棲みつくには多くの環境条件が必要です。決して自然環境が壊れるような行動をしてはいけません。来年も再来年も、いつまでも美しい景色を見に行けるように一人一人が自然を守りましょう。

まとめ ホタル観賞を楽しもう!

夜の光を楽しむものといえば冬のイルミネーションがありますが、ホタルは生き物。その日の天候によって見せくれる景色も大きく変わります。その代わり条件がそろった時の光の大乱舞は感動ものです!

マナーを守って気持ちよく夏の風物詩を楽しみましょう!

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